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外壁塗装に最適な季節は?季節ごとのメリット・デメリットを徹底解説

この記事の監修者

ヤマテック株式会社 代表
山下 隆盛

ヤマテック株式会社は、サイディング工事で2022年・2023年 ニチハ株式会社の出荷枚数で神奈川県No.1 を獲得!「外壁リフォームのお困りごとをゼロにする」外装リフォームプロ集団の主催者。

「外壁塗装に最適な季節ってあるの?」「外壁塗装ができない季節はあるの?」そろそろ外壁塗装を考えているけれど、いつ外壁塗装をしたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、天候や気温、湿度が一定の条件をクリアしていれば外壁塗装は年中可能です。そのため、基本的に外壁塗装ができない季節はありません。

この記事では、外壁塗装における季節ごとのメリット・デメリットを徹底解説します。また、業者選びが重要な理由と業者選びで気をつけることも紹介するので、参考にしてください。

この記事でわかること

  • 外壁塗装に適している時期は春と秋
  • 春と秋は人気のため、業者の予約が取りにくい
  • 夏と冬は工期が長引く可能性が高い
  • 冬は閑散期のため、費用が安い傾向がある
  • お手元の見積りが本当に大丈夫か無料で診断します
  • 完全無料で厳選した優良業者をご紹介
  • ひび割れ・剥がれ・シロアリも相談OK
  • 施工中の業者に対する心配や不安の相談も大歓迎
正直 外装リフォームプロ集団は外壁塗装・リフォームする皆様をサポートいたします。

そもそも外壁塗装に季節は関係あるのか?

外壁塗装をおこなうのに季節は関係ありません。気温や湿度、天候の影響で施工できない日もありますが、条件さえクリアしていれば年中塗装できます。

条件に該当すれば外壁塗装は年中可能

下記の条件に該当すれば、外壁塗装は年中可能です。

外壁塗装ができる条件

  • 気温が5度以上
  • 湿度が85%以下
  • 雨や雪が降っていない日
  • 外壁が結露していない、霜が降りていない

上記の条件を守らないと乾燥が不十分になり、水ぶくれや剥がれなどの原因になります。また、塗料に雨水や雪が混ざってしまうと塗料本来の機能が発揮できなくなるため、雨の日や雪が降っている日は塗装できません。

外壁が結露していたり、霜が降りていたりする場合も同様です。

外壁塗装に適しているのは春と秋

外壁塗装に適しているのは、気候が安定している春と秋です。気温が一定で空気が乾燥しているため、塗料をしっかり乾燥させられ、乾燥不足による施工不良を防げます。

また、雨や雪が降ることが少ないため、塗料に水分が混ざって仕上がりに不具合がでる心配も少ないです。

しかし、だからといって夏と冬に外壁塗装ができないわけではありません。前述した外壁塗装に適した条件」に該当していれば、夏や冬でも外壁塗装は可能です。

そのため、次の章で紹介する季節ごとのメリット・デメリットを考慮しつつ、外壁塗装したい季節に問題がないか確認しておきましょう。

外壁塗装は季節ごとにメリット・デメリットがある

外壁塗装は、季節ごとにメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・気候が安定している
・塗料が乾きやすい
・繁忙期のため予約が取りにくい
・気温が高く塗料の乾きが早い
・業者の予約が比較的取りやすい
・梅雨やゲリラ豪雨で工期が延びる可能性がある
・気温や湿度が安定している
・塗料が乾きやすい
・台風が発生すると工期が延びる可能性がある
・繁忙期のため予約が取りにくい
・閑散期にあたるため、安く施工できる可能性がある・気温が低く日照時間も短いため、工期が長引く可能性がある

春(3~5月)気候が安定していて外壁塗装に適している時期

春は気候が安定していることから、外壁塗装に適しています。空気が乾燥しており、なおかつ雨や雪の心配も少ないため、塗料が乾きやすく工事もスケジュール通りに進むでしょう。

風に乗って砂埃や黄砂が飛んできますが、家の周りに飛散防止ネットを張っているため工事に支障はありません。

ただし、嵐をもたらす春一番のような強い風が吹くことにより、作業が中断される場合があるため注意が必要です。

春は外壁塗装の繁忙期となるため業者の予約が取りづらく、希望通りの日程で外壁塗装できないことが多いです。春に外壁塗装をしたい場合は、3ヵ月前を目安に業者に相談することをおすすめします。

夏(6~8月)梅雨やゲリラ豪雨で工期が長引くおそれのある時期

夏は雨の影響で工期が長引く恐れがあります。6月は梅雨前線の停滞により長雨になりやすく、7~8月はゲリラ豪雨が発生しやすい季節です。足場も滑りやすく危険なため、雨が止むまで外壁塗装はできません。

しかし、夏は日照時間が長いため、作業時間を十分に確保できます。朝は早い時間から作業ができ、他の季節と比べても1日にできる作業量が多くなります。気温が高く塗料がよく乾くため、雨が降らなければ結果的に工期が短縮されることもあります。

夏は業者にとって閑散期にあたるため、比較的工事の予約が取りやすいです。そのため、希望する日程で工事を進めることができるでしょう。お盆の時期は業者が休みとなるため、早めに外壁塗装を終わらせたい場合はお盆を避けることをおすすめします。

山下さん

雨を避ければ外壁塗装はできます。雨により作業が中断して工期が延びたとしても、基本的に追加費用は発生しません。

秋(9~11月)気温や湿度は安定しているが台風に気をつける時期

秋は気温や湿度が安定しているため、外壁塗装に適した季節です。空気が乾燥しているので塗料の乾燥が早く、工事もスムーズに進みます。気温が5度以下になったり、湿度が85%以上になったりする心配もないため、雨が降らなければ工事が中断することもありません。

ただし、9~10月にかけて発生する台風には気をつけましょう。雨が降ってしまうと塗装ができないため、工事が長引く可能性が高いです。また、雨が降っていなくても風が強い日の作業は危険なため、工事が中断されます。

秋は春と同様に繁忙期にあたります。予約が取りづらくなるため、3ヵ月前を目安に業者に相談しましょう。

冬(12~2月)閑散期にあたるため安く外壁塗装ができる時期

冬は閑散期にあたるため、費用を安く設定する業者が多いです。そのため、ほかの季節よりも安い価格で外壁塗装ができる傾向にあります。

ただし、気温が5度以下になると塗装ができません。また、冬に発生しやすい夜露は、完全に乾くまで待たなければなりません。

時間帯によっては気温が下がることで作業を中断したり、日照時間が短く作業できる時間が限られたりするため、ほかの季節よりも工期が延びてしまうことを覚えておくとよいでしょう。

気温5度以上、湿度85%以下、雨や雪が降っていなければ冬でも塗装は可能です。気温が低いため、雪が降らなければ湿度が高くなることはありません。工期は長くなってしまいますが、費用を安くしたいという方におすすめの季節です。

山下さん

北海道や東北といった積雪の多い地域は、11月後半から3月初めまで外壁塗装はできないケースがほとんどです。

外壁塗装は季節も大事だが「業者選び」がもっとも重要

外壁塗装は季節も大事ですが、もっとも重要になるのが「業者選び」です。塗装の仕上がりは、業者の腕に左右されると言っても過言ではありません。

この章では業者選びが重要な理由とあわせて、業者選びで気をつけるべき点を紹介します。

実績豊富な地元業者に依頼する

外壁塗装は、実績豊富な地元業者に依頼するようにしましょう。地元業者は地域特有の気候や降水量、風などの気象条件を熟知しています。

塗料の粘度を下げる希釈剤は、希釈率が適切でなければ10年持つ塗料でも施工後数年で劣化してしまいます。実績豊富な地元業者であれば、気候に合った適切な希釈率で対応することができるため、施工後の不具合を防ぐことが可能です。

実績の有無や施工事例は、業者のホームページなどで確認するとよいでしょう。多くの施工事例があるということは、それだけ経験があるということです。

また、地元業者はアフターメンテナンスに力を入れているところも多く、万が一、施工後に不具合が起きた場合はすぐに駆けつけてくれます。

自社施工の業者に依頼する

外壁塗装は、自社施工の業者に依頼するようにしましょう。自社施工とは、下請け業者などに依頼することなく、自社職人が施工することです。施主と業者の間に他の業者が入らないため、適正価格で外壁塗装ができます。

下請け業者に依頼する場合は仲介料がかかり、余分な費用を払うことになるためおすすめできません。

仲介料は工事費用を高くしてしまう要因のひとつです。元請け業者と下請け業者で成り立つ会社は、元請け業者が利益を確保するために必ず仲介料が発生します。

仲介料は施主負担です。施工費用をおさえるためにも、下請け業者を介さない自社施工をおこなう業者を選びましょう。

訪問営業してくる業者は避ける

訪問営業をしてくる業者は避けるようにしましょう。なぜなら、相場よりも高額な金額を請求したり、不安を煽って無理に契約させようとしたりする悪徳業者が一定数存在するからです。

過去には、見積額が請求額と異なり高額だったことや、無料点検を口実に高額な工事の契約してしまったケースもあります。しつこく勧誘を繰り返し、契約するよう促してくる業者には注意が必要です。

トラブルを未然に防ぐには名刺をもらったり、業者のホームページを確認したりすることが大事です。その場で契約はせず、必ず家族などに相談するようにしましょう。

すべての訪問業者が悪徳業者というわけではありませんが、トラブルを避けるためにも訪問営業をしてくる業者には気をつけてください。

外壁塗装の訪問営業については、下記の記事で詳しく解説しています。
>>外壁塗装の訪問販売はNG!絶対に断るべき理由と対処法を徹底解説

相見積もりを取る

見積もりを取る際は、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をおこなうようにしましょう。

相見積もりのメリットは、どのくらいの金額が妥当なのか適正価格がわかることです。相見積もりを取っていることを伝えれば、業者も不当な金額の提示はしにくいため不適切な取引を防げます。

1社しか見積もりを取らない場合は、価格が適切なのか判断しづらく、不適切な金額で契約してしまうリスクがあるため危険です。

相見積もりを取る際は、業者に相見積もりであることを伝えましょう。また、同じ条件を提示したり、予算や工期を明確に伝えたりすることも重要です。条件が同じでなければ比較ができず、優良業者なのか判断できません。

しかし、費用をおさえたいからと金額を競わせて、値下げ交渉をすることはやめましょう。費用を安くするために人件費や材料費といった必要な費用を削られて、工事や材料の質が落ちる可能性があるためおすすめできません。

相見積もりのポイント

外壁塗装の業者選びにおいて相見積もりは必須です。やみくもに業者を選んで相見積もりをおこなうとトラブルや施工不良の原因につながるリスクが上がります。相見積もりをするときは、事前にしっかりとポイントをおさえておきましょう。

外壁塗装の相見積もりについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>外壁塗装の相見積もり|賢い業者選びから比較すべきポイントまで徹底解説

外壁塗装の季節でよくある質問と回答

外壁塗装にかかる費用を安くおさえたい!おすすめの季節はありますか?

閑散期となる夏や冬がおすすめです。梅雨時期は雨の日が多いこと、冬は外壁塗装をおこなう人が少ないことから、価格が安く設定されていたり、キャンペーンをおこなっていたりする業者が多いです。

梅雨時期に外壁塗装をするのは避けたほうがよいですか?

雨が降っていなければ外壁塗装はできるため、あえて梅雨時期を避ける必要はありません。しかし、雨の日が続くと工期が延びます。想定している期間よりも工期は長引くことがあると考え、余裕をもったスケジュールを組むことが大切です。

季節によって外壁塗装の仕上がりに差は出ますか?

外壁塗装ができる条件を守って施工すれば、仕上がりに差が出ることはありません。

外壁塗装の季節のまとめ

本記事では、外壁塗装に最適な季節や季節ごとのメリット・デメリットなどについて紹介しました。外壁塗装は季節に関係なく、以下の条件に該当すれば年中可能です。

外壁塗装ができる条件

  • 気温が5度以下
  • 湿度が85%以下
  • 雨や雪が降っていない日
  • 外壁が結露していない、霜が降りていない

工事の計画を立てる前に、季節ごとのメリット・デメリットを押さえてきましょう。また、外壁塗装は業者選びも大切です。実績豊富な地元業者や自社施工の業者を選んだり、相見積もりを取ったりして信頼できる業者に依頼しましょう。

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