神奈川県 伊勢原市|サビやコケだらけの屋根と外壁を一新し美しい外観に【屋根&外壁塗装事例】

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今回は、サビやコケがこびりついていた屋根と外壁を全面塗装し、美しい外観に生まれ変わった施工事例です。以下の方はとても参考になります。

この記事が参考になる人

  • 屋根や外壁のコケ・汚れが気になる
  • 数年前に外壁塗装したものの、すぐに汚れてしまった
  • 家の外観がくすんだように見える
  • 耐久性の高い外壁塗装について知りたい
使用材料関西ペイント アレスダイナミックトップ(外壁・屋根)
ロックペイント エバーロック(軒天)
日本特殊塗料 シルビアNADシリコン(庇・破風)
Panasonic ベリティス窓枠(玄関ドア)
日本ペイント パーフェクトトップ(塀)

施工の流れと内容

外壁淡く明るいカラーに塗装しました。
屋根日陰になる北側屋根全体に、サビ、コケが目立つ状況でした。
高圧洗浄で苔を除去し、錆止め効果のある塗料で塗装しました。
軒天・庇・破風特筆すべき劣化はみられませんでしたが、耐久性を高められるよう塗装しました。
雨樋日焼けによる色あせ・劣化が見られました。性能維持できるよう塗装しました。
2階ポリカ外壁に合わせた明るい透明色に交換しました。
玄関ドア工事外観に合わせた明るいブラウンに塗装しました。
一部がひび割れした状態でした。高耐久の塗料でひび割れを埋め、塗装しました。

施工の流れ

  1. 依頼・点検
  2. 高圧洗浄
  3. 外壁塗装
  4. 屋根塗装
  5. 軒天塗装
  6. 庇塗装
  7. 破風塗装
  8. 雨樋塗装
  9. 2階ポリカ交換
  10. 玄関ドア工事
  11. 塀塗装
  12. 完成点検

外装診断の結果

お客様からご相談を受け、外壁の調査をしたところ以下のことが判明しました。

外装診断の結果

  • 屋根の複数箇所にサビ
  • 北側の屋根はコケが特にひどく、板金にこびりつている
  • 日焼けによる雨樋の色あせ・一部劣化
  • 塀の一部が経年劣化によりひび割れ

今回のご相談では、住まいのあちこちで外観を損なう劣化が散見されました。特に北側の屋根はところどころにサビが目立ち、板金の隙間にコケがこびりついていました。

コケ汚れを高圧洗浄で丁寧に落とし、全面的に再塗装します。
美しい外観を取り戻すことはもちろん工事後も長く劣化しにくく、性能維持できる外装に生まれ変わりました。

高圧洗浄

外壁の高圧洗浄。

苔のついた北側屋根は入念に。

家の顔である玄関を美しく。

塀の高圧洗浄。

付着している汚れや、剥がれかけている古い塗膜を除去することで、上から塗る塗料の密着性を高めます。

北側の屋根の苔がひどい状況でしたので、念入りに洗浄作業しました。
そのほか、外壁や玄関ドアなど、塗装を施す箇所全てを洗浄します。

外壁塗装
使用塗料:関西ペイント アレスダイナミックトップ

元の外壁の色。

明るい白色に塗り替えました。

アレスダイナミックトップは、紫外線による劣化を抑制するラジカル制御型シリコン塗料です。耐用年数約15年という優れた耐候性が特徴です。

ラジカル制御塗料とは

紫外線の影響を受けることで発生する劣化因子である、ラジカルを制御する性能を備えた塗料のこと。

・チョーキングが起こりにくい
・外壁に汚れが付着しにくい
・コストパフォーマンスに優れている
・どんな外壁材にも塗装できる

といった、メリットの多い塗料です。

ラジカル制御塗料について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>外壁塗装におすすめな「ラジカル塗料」とは?特徴や価格、メリット・デメリットを解説

山下さん

ラジカル塗料は、次世代の塗料とも呼ばれる高性能な塗料。
塗装業界の中でも注目を集めており、長く美観を保ちたい方におすすめです!

今回は、淡くくすんだ色味だった外壁を、鮮明なホワイトベースの色に塗り替えました。「汚れが目立ちそう」と敬遠されやすい白色でも、高耐久の塗料なら安心して選ベます。

屋根塗装
使用塗料:関西ペイント アレスダイナミックルーフ

表面の錆を落とします。

部分的に下塗り。

全体を下塗りします。

仕上げにカラー塗装します。

錆部分はケレン作業によって丁寧に除去します。
錆止め効果のある塗料を含め、しっかりと2重塗装をおこないました。

アレスダイナミックルーフは、外壁塗装で紹介したラジカル制御効果がある塗料です。耐用年数は約13~15年です。


今回の屋根は特にサビやコケがつきやすい環境と判断し、高耐久で汚れが付着しにくい塗料を提案しました。

軒天塗装
使用塗料:ロックペイント エバーロック

下塗り作業。

丁寧に上塗りして仕上げます。

軒天の役割は、屋根から降りてくる湿気を外部に逃がすことです。そのため、軒天には通気性の高い塗料を選定します。

ロックペイント社のエバーロックは、通気性と防水性のどちらにも優れた塗料です。外部からの湿気や雨を防ぎながら、軒天の湿気を効率良く排出します。

庇塗装
使用塗料:日本特殊塗料 シルビアNADシリコン

表面の埃や汚れを落とします。

下塗り作業。

乾燥させたあと上塗りします。

窓から入る太陽熱を遮る役割である庇は、紫外線刺激を受けやすい箇所です。
そのため、耐久性の高い溶剤系塗料シルビアNADシリコンを使用しました。

シリコン塗料とは

シリコン塗料とは、その名のとおりシリコン樹脂を主成分とした塗料のことです。

・紫外線や熱に強く、耐久性が高い
・艶があり、汚れが付着しづらい
・価格と性能のバランスがよい
・製品数が多いため色や価格など好みの塗料を選べる

といった点が、シリコン塗料の強みです。

シリコン塗料について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
〉〉外壁塗装で人気のシリコン塗料!メリット・デメリット、費用、おすすめ塗料まで徹底解説

破風塗装
使用塗料:日本特殊塗料 シルビアNADシリコン

塗装前。

塗装後。

破風板は、湿気がたまりやすい箇所です。
庇同様、耐久性を考慮してシルビアNADシリコンを塗布しました。

雨樋塗装

ケレンで埃や汚れを落とします。

上塗り1回目。

上塗り2回目。

雨樋は日焼けにより色あせし、劣化が進んでいる状態でした。
今回の住まいに使用されていたポリ塩化ビニル(塩ビ)製の雨樋は紫外線に弱く、劣化すると割れやすくなる特性があります。
塗装し直し、雨樋の寿命を延ばします。

2階ポリカ交換

元はブラウンスモーク色。

クリアカラーに交換しました。

2階のバルコニーには、ポリカーボネート製の庇が設置されていました。
ポリカーボネートは軽量で耐衝撃性に優れた素材で、寿命は10年ほどです。

今回は、明るい色の外壁に合わせ、クリアカラーのポリカーボネートに交換しています。

玄関ドア工事

ケレンで埃や汚れを落とします。

下塗り作業。

明るい色にカラー塗装。

新品のような仕上がりに。

玄関ドアは、表面の汚れをケレンで丁寧に落とし、明るいブラウンカラーに再塗装しています。

塀塗装
使用塗料:日本ペイント パーフェクトトップ

経年劣化からひび割れが生じている。

補修と塗装で美しく。

住まいを囲む塀の一部にひび割れがありました。
こちらには、ラジカル制御系塗料である日本ペイント社のパーフェクトトップを使用しています。紫外線劣化への耐久性と、発色の良さが特徴です。

塗料の種類を選ぶポイント

多くの種類の中から塗料を選ぶポイントは、自宅が重視すべき点を理解することです。

・コストパフォーマンスが高い
・長い期間きれいさを維持できる
・遮熱などの機能性が高い
・色味を外観と合わせやすい
など、外装塗装で重視したい内容によって、最適な塗料が異なります。

選びきれないと感じる場合は、複数の塗装業者から相見積もりを取り比較しましょう。

外壁塗料の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
〉〉外壁塗装の塗料8種類|価格や耐用年数、メリット・デメリットを解説

施工完了・ビフォーアフター

今回の工事内容は、屋根にこびりついていたサビやコケの高圧洗浄と、外観全体の再塗装です。
まるで新築のような美しい仕上がりになり、工事後も汚れがつきにくい美観を維持できる住まいに生まれ変わりました。
外壁に鮮やかなホワイトカラーを選んだことで、見違えるような明るい印象の外観になっています。

工事のポイントは、紫外線や熱に強く耐久性が高い塗料を、部位ごとに使い分けたことです。建材の特性や、各部位の汚れやすさに合わせて、最適な塗料を提案しました。

住まいの外観を美しく再生したい方は、ぜひ外装のプロにご相談ください。
外装の劣化具合や目的に応じて、ベストな塗料を選びましょう。

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