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外壁塗装の足場でよくあるトラブル【18選】注意点と対策まで徹底解説

この記事の監修者

ヤマテック株式会社 代表
山下 隆盛

ヤマテック株式会社は、サイディング工事で2022年・2023年 ニチハ株式会社の出荷枚数で神奈川県No.1 を獲得!「外壁リフォームのお困りごとをゼロにする」外装リフォームプロ集団の主催者。

足場とは、外壁塗装の作業をスムーズにするため一時的に設けられる作業台のこと。作業効率や塗装の仕上がりの質を高めるために欠かせない存在ですが、足場の組み方一つで日常生活が不便になったり、近隣とのトラブルにつながったりするケースもあります

この記事では、足場の設置・解体の際のよくあるトラブルやその防止策、解決法などについて事例も交えながら紹介していきます。

山下さん

足場設置に起きがちなトラブルをあらかじめ知り、確かな施工をしてくれる業者を選べるようになりましょう。

押さえておくべきこと

  • 足場設置には様々なトラブルが起こり得る
  • トラブルを避けるためには、足場設置前に周囲の確認必要
  • マナーの良い業者を選ぶことが重要
  • 足場無料やキャンペーン価格の誘いは要注意

外壁塗装でよく聞く「足場代無料」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>外壁塗装でよく聞く「足場代無料」は本当?無料になる理由と足場代を節約する方法

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外壁塗装の足場でトラブルは起きる?

外壁塗装の足場設置によって、周囲の建物に傷がついたり、生活に支障が出たり、住民からクレームが来たりすることがあります。これらのトラブルを避けるためには、足場設置前に周囲の確認を行い、適切な対策を講じる必要があります。

また、マナーの良い業者を選んで事前にあいさつをすることも重要です。もしトラブルが発生した場合は、業者と共に対応策を打ち合わせ、早めに解決することが大切です。

山下さん

足場設置に起きがちなトラブルをあらかじめ知り、確かな施工をしてくれる業者を選べるようになりましょう。

足場の設置でよくあるトラブル【9例】

外壁塗装の足場には、次のような役割があります。

足場の役割

  • 職人が作業する時の安全を確保する
  • すみずみまで塗料が均一に行き渡るようにする
  • 騒音や塗料の飛び散りなどを防ぐ
山下さん

どのようなトラブルがあるか、典型的な9つのトラブルを紹介しましょう。

足場で外壁が傷付く

以下2つの原因で外壁が傷つくことがあります。

外壁が傷つく原因

  • 職人の不注意
  • 足場を固定する穴

足場は、鉄パイプ製の柱や梁を組み上げた上で、床板や手すりを付けて建物の周囲に設置されます。これらの作業を行う際、足場材を外壁に当ててしまうなどの不注意があると、衝撃の度合いによって大きな傷が付くことがあります

また、柱や梁を組む時には、足場の倒壊を防ぐために「壁つなぎ」という外壁に穴を開け金具で足場を固定する処理を行います。足場解体時にコーキング材で穴をふさいで補修するため跡が残る心配はありません。

「壁つなぎ」は必要なの?

「壁つなぎ」とは、足場のパイプが倒れたり、揺れたり、形が変わったりするのを防ぐために、建物に足場を固定することです。壁繋ぎは、マンションなどのやり方で。住宅では使用されません。

屋根材やカーポートが傷付く

設置作業時の不注意で、屋根材やカーポートに足場材が当たってしまったというトラブルです。トラブルを防ぐため、足場や固定具がカーポートに触れないように一時的にカーポートを取り外しておくのも一つの方法です。

山下さん

足場を組む前には屋根材やカーポートの状態が分かる写真を撮影しておくのもおすすめです。

資材搬入時に交通の妨げになる

家の敷地が狭くて資材運搬トラックの駐車場所がないとき、業者が路上駐車をしたことで起こるトラブルです。狭い道に路上駐車すると、近隣の車の出し入れや、人の往来の妨げになりかねません

資材の搬出入に当たっては、トラックの大きさや道路の広さなどを事前に測っておくようにしましょう。施主宅にトラックを停めるだけの広さがなければ、近隣の家の駐車場を貸してもらったり、コインパーキングを利用したりする必要も出てきます。

山下さん

工事に入る前にトラックの駐車場所を業者と共有し、近隣の家にも工事日を事前に案内するなどしてトラブル発生を防ぐようにしましょう。

誰でも上層階にアクセスできる

足場の設置された家は、空き巣に狙われる可能性が高くなります。知らない人がいても業者の出入りに紛れて見つかりにくくなる上、戸締まりを怠りがちな上層階へのアクセスが容易になるからです。

空き巣などの犯罪を防ぐには以下の方法があります。

外壁塗装の防犯対策

  • 常にカーテンを閉める
  • 窓を常時施錠したり、鍵を増やしたりする
  • 防犯センサーを取り付ける
  • 外出時は電気をつける
  • 足場の階段に鍵を付けてもらう
山下さん

施主宅でできる対策と並行し、近隣の家とコミュニケーションを図り、変わった様子があれば報告してもらうのもよい方法です。

花壇や植木が邪魔になる

家のそばの花壇や植木が足場設置の妨げとなり、足場組み立て時の不注意で破損につながったというケースです。植木を短く切ってロープで固定し養生カバーをかける方法もありますが、事情があって切ることができないときは移設することも検討しましょう。

塗装業者や外注業者の手で移設や剪定などを行うときは費用請求の対象となることもあります。

山下さん

費用負担についてしっかりと確認しておくことが必要です。


強風や地震で足場が倒壊する

建物を囲む足場やネットシートは、強風や地震などの影響を受けて倒壊する可能性があります。自然災害はいつやってくるか予測できません。

また、足場の倒壊は自分の住まいだけでなく、近隣の家にも被害を及ぼす可能性があります。施工前に防止対策を講じてもらうよう依頼し、台風など風が強くなる時には、足場を固定したりネットシートを畳んだりするなどの処置を随時行ってもらうようにしましょう

足場の高さ不足

建物に対して足場の高さが足りないと、次のようなトラブルを引き起こすというケースです。

高さ不足でおきるトラブル

  • 作業時の安全が確保できず、けがの元となった
  • 職人が安定した姿勢で作業できず、作業時間が増した
  • ネットシートで家全体を覆えず、塗料やほこりなどで周辺が汚れたり、騒音の元になったりした

足場の高さが足りないと、作業の簡略化や手抜き工事などにつながる可能性があります

山下さん

足場が十分に家を覆っていないときはすぐ業者に連絡し、改善してもらうようにしましょう。

無許可で道路に設置される

敷地いっぱいまで住まいが建っていて、道路側にはみ出て足場を設けたというケースです。道路側に足場を設ける際は、道路を管理する警察署にあらかじめ「道路占用許可」を申請しなければなりません

申請に当たっては、次のような書類が必要です。

許可申請に必要な書類

  • 平面図や立面図の図面
  • 規定の様式の申請書
  • 道路を占有する幅などを記した書類

これらの書類をそろえて業者が申請します。申請手数料はケースバイケースですが、原則として施工主の負担となります。

山下さん

許可が下りるまでには日数がかかるため、想定より工期が伸びる可能性もあります。

電線からの感電対策が行われない

足場近くを電線が通っているにもかかわらず、十分な安全対策を講じなかったことで感電など重大な事故を引き起こしたトラブルです。

足場近くに電線があるときは「防護管」と呼ばれる物を取り付けが必要。作業中の職人、施主の家族の人たち、足場の下を行き交う通行人などに感電や火災などをもたらさないようにしなければなりません。

防護管の取り付けは原則として電力会社が行います

山下さん

足場近くで保護管のない電線を見付けたら、すぐ業者に連絡して対処を依頼しましょう。

足場で隣家・周辺住人とよくあるトラブル3例

外壁塗装の足場設置が原因で近隣とのトラブルが起こることもあります。その典型例をあらかじめ押さえて事前の対策を打っておくと、工事後の良好な近所づきあいにもつながります。

騒音がうるさいと言われた

足場の材料の大半を占めるのはパイプなど鉄製の部品。そのため、資材搬入時や組み立て時にパイプが当たる音、ハンマー打音などが周辺に響きます。

足場設置の作業時間は半日から1日が目安ですが、日頃聞きなれない音を聞くことはストレスの元。事前の知らせなく近くの家から足場設置の音が耳に飛び込んでくると、苦情の一つも言いたくなるのが心情というものです。

山下さん

工事に入る前に業者と一緒に近所を回って日程などを案内し、一時的に騒音が起きることを納得してもらうよう努めましょう。

 

ほこりや汚れが飛んできたと言われた

足場を組み立てる際には、足場材やネットシートなどについたほこりが舞ったり、屋根や壁に付着した汚れが足場から飛び散ることがあります。

これらのほこりや汚れが、近隣の植木や鉢植え、ガス給湯機などに影響を及ぼす可能性も完全には排除できません。

近隣への事前の説明が再び重要です。工事の日程を通知する際に、足場設置に伴うほこりや汚れの可能性についても明確に説明することが重要です。これは外壁塗装の場合に限らず、日常的に近隣の人々とコミュニケーションを取ることも重要です。

足場が敷地に入っている言われた

家の敷地が狭いからといって、隣の家の敷地に許可なく足場を組むのは禁物です。仮に業者が勝手に敷地をまたいで足場を組んだ場合、近隣の人たちは施主が許可を出したのかと不審に思うかもしれません。

あなたの知らないところで隣家の敷地に足場が組まれた場合、まずはすぐお詫びに向かいましょう。その上で足場が組めない事情を説明し、敷地の使用について丁寧に交渉をしましょう。もし理解が得られないときは、地上でなく空中で境界を越える「空中越境」など、他の方法を業者に相談することをおすすめします。
 

足場費用でよくあるトラブル3例

外壁塗装の足場設置費用は、およそ20万円から30万円が相場とされています。しかし、家の大きさや足場のタイプなどによって費用はケースバイケースで、想定を超える費用がトラブルの元になることもあります。

足場費用が高額だった

足場設置費用は外壁塗装費のうちの約20%、金額にして20万円から30万円が相場とされています。しかし、以下のような制約や仕様などにより費用が増すことがあります。

足場費用が高くなる理由

  • 3階建てや、狭い敷地に建っている家
  • 高台にあり、足場の設置が難しい家
  • タイプの違う複数の足場を使う必要がある場合
  • 工事を請け負った業者が外注の職人に作業を依頼する場合

したがって、どれくらいの費用がかかるかを事前に見積もることはとても重要。同じ条件で複数業者の見積もりを取る「相見積もり」をすることもおすすめです。

足場は、塗料などの飛び散りや騒音を防ぎ、職人の安全を保つ役割を担っています。また、塗装の仕上がりを良くするためにも欠かせない存在です。


 

山下さん

相見積もりをした際、極端に安い見積もりがあればその内容をしっかり確認し、金額だけで安易に業者を選ばないようにしましょう。

足場無料やキャンペーン価格に騙された

「無料」「キャンペーン価格」などの誘い文句で足場設置をうたうケースには注意が必要です。材料費や作業費など他の名目に費用を振り替えて見積もるケースもあり、塗装工事全体の費用が結果的に高くつくこともあります。

山下さん

外壁塗装の世界には、「点検商法」とも呼ばれる、訪問販売の形式で営業を行う業者もいます。訪問販売のセールスマンが「無料」「キャンペーン価格」などで勧誘してきたら次のような対応を取りましょう。

訪問営業の対策

  • 相手にしないで断る
  • 家族に相談する
  • 他の業者の見積もりも取り寄せる

もし、十分に納得がいかないまま「点検商法」の契約を結んでしまったときは、早急にクーリングオフの手続きを行いましょう。契約書面を交わして8日以内なら訪問販売の契約を解除できます。クーリングオフができないときは、最寄りの消費生活センターへ相談しましょう
 

損傷の補償範囲が曖昧だった

外壁塗装などのリフォームを行う際、完成後一定期間の間に起きた不具合などに対して補修費用をまかなうことができる「リフォーム瑕疵(かし)保険」という制度があります。保険の利用は任意で、加入にかかる検査などの費用負担が施主に求められます。

補償範囲の例

  • 塗装の剥がれ・ひび割れが起きたとき
  • 雨水の侵入などの欠陥が見つかったとき
  • 塗装業者が倒産した場合

注意しないといけないのは、瑕疵(かし)保険の対象期間が工事完了時に始まるということ。つまり、施工中の足場が原因で起きたトラブルについては補償の対象にならない可能性が高いのです。

このようなことを踏まえると、

山下さん

一概に、瑕疵(かし)保険の利用がベストとは言い切れません。補償内容や用意できる予算などをはかりにかけ、十分検討する必要があります。

足場で起きる生活トラブル3例

外壁塗装の工期がスタートし、初めに行われるのが足場の設置。塗装工事の期間はトータルでおおよそ2週間で、その間、家の周りが足場やネットシートで覆われてしまいます。

足場が邪魔で洗濯物が干せない

足場が設置されると、洗濯物は基本的に屋外に干せなくなります。職人が作業する際の集中力を削いだり、塗装や高圧洗浄の時の飛び散りの元になったりするからです。塗料に含まれるシンナーの臭いが洗濯物に移る可能性もあります。

外壁塗装中の洗濯物は、室内干しにしたり、コインランドリーを利用したりして乾燥するようにしましょう。

洗濯物を干したいときは?

先に塗装が終わった箇所から養生を外してもらうことができます。とくに洗濯物を干す面から塗装をする様に依頼すれば洗濯物を干せない期間を短くできます。


 

足場で室内が暗くなる

職人の落下や塗料の飛び散りなどを防ぐメッシュシートで家が覆われると、日光が遮断されます。もともと日当たりが悪い部屋だと、さらに室内の薄暗さを感じることになるかもしれません。

室内が薄暗く感じるときは、以下のことを気を付けましょう。

暗い時の対処法

  • 業者から工期日程表をもらい、作業のない日にカーテンを開ける
  • 室内の電灯類をいつもより多くつけて、部屋を明るくする

窓を開けて換気できない

足場を設置している間は窓を開けられません。塗装作業中の窓は、塗料の付着を防ぐなどの目的で養生テープが貼られているからです。どうしても窓を開けたいときは特別な貼り方を依頼できることもありますが、費用が別にかかる可能性もあります

塗装作業中の窓の開閉は、塗料や溶剤の臭いが室内に入ったり、高圧洗浄中の水が家にしみ込んだりするトラブルにもつながります。本当に窓の開閉が必要か十分に検討するようにしましょう。

足場設置でトラブルを防ぐための注意点と対策7選

前半で紹介した「足場で隣家・周辺住人とよくあるトラブル3例」で示した通り、足場の設置は施主や近隣の人たちとのトラブルを引き起こすことがあります。

トラブルを未然に防ぐには、業者との密なコミュニケーションが大切。事前にどんなことを行っておけばよいでしょうか。7つのコツを紹介しましょう。

足場の場所も業者に確認する

足場は通常、家の周りを四角に取り囲んで設置されます。家のそばの花壇、植木、物置、カーポート、植木鉢などは、足場設置の妨げにならないようにしておくことが欠かせません

事前調査でのチェックポイント

  • 移動が必要な物の有無
  • 植木剪定の必要性
  • 隣の家との境界の距離
  • 塗装前に傷のある壁やタイルなどの有無
  • 業者の駐車スペースの有無

大型賃貸住宅は管理会社に連絡

足場の設置や解体を行う際、騒音や業者の車の移動などで近隣の家に迷惑をかける可能性があります。本来なら個別にあいさつに向かうべきですが、マンションなどの集合住宅があるとそれぞれの世帯にあいさつに行くのは大変です。

そんな時は、集合住宅の管理会社に説明しておきましょう。です。不在がちの世帯にも必ず案内が届くよう、施工業者に案内文書の作成を依頼するのもおすすめです。

あいさつは工事開始の10日前まで

外壁塗装の10日前までには必ず近隣の家へのあいさつをしてきましょう

挨拶するのは両隣、向かい、裏、はす向かいの5軒。業者と一緒に伺うのをおすすめします業者の車の出入りが予想されるときは、道路に面した家にもあいさつが必要です。可能であれば、300円程度のあいさつの品を用意しておくのもよいでしょう。

挨拶は相手の生活リズムに支障をきたさない時間帯にします。一般的には、土曜・日曜・祝日の10時以降から17時ごろまでがおすすめです。

トラブル時の対応を業者と確認する

近隣からの苦情、職人の不注意による壁の破損などのトラブルが起きたら、業者と話し合いの上で早急に対応を行うことが必要です。しかし、近隣とのトラブルの場合、施主自らが苦情対応を行うと感情的なやりとりに陥るおそれもあります

トラブル時にどのように対応してもらえるのか、近隣との交渉も行ってもらえるのかなど、補償内容も含めて塗装業者にしっかり確認をしておきましょう。トラブル時の対応について、あらかじめ契約書に記載しておいてもらえればさらに確実です

マナー意識の高い塗装業者を選ぶ

トラブルを防ぐためには、マナー意識の高い業者を選ぶことも大切です。ひとたびトラブルが起こると、施主の近所付き合いにも影響を及ぼす可能性があるからです。

業者さんの確認ポイント

  • 足場設置・解体に関する資格を持っている
  • 打ち合わせの段階で騒音を防ぐための提案をしてくれる
  • 打ち合わせや事前調査時、法令を守って車を停める

近隣で外壁塗装をしている業者を見かけることがあれば、作業の様子を観察し、マナーの善し悪しを判断するのも一つの方法です
 

台風などの強風に要注意

足場のメッシュシートは風の影響を受けることがあり、場合によっては足場全体の倒壊を引き起こす可能性もあります。

7月から10月の台風シーズンは注意が必要。足場倒壊の危険性があるだけでなく、家の周りの物が風で飛ばされて足場や壁を傷付けるおそれもあります。業者は毎日天気をチェックし作業の可否を判断しますが、施主もまた、家の周りの状況を随時業者へ連絡することを心がけると、風による被害を抑えることにつながります

また、台風の時はメッシュシートを外してもらうように依頼すればだいぶ風が抜けて足場あっても倒壊しにくくなります

壁つなぎはそのままで良い?

「壁つなぎ」とは、足場のパイプが倒れたり、揺れたり、形が変わったりするのを防ぐために、建物に足場を固定することです。壁繋ぎしておくと足場が家を押して壁を破ってしまうため、強風時は取り外す必要があります。

*壁繋ぎは、マンションなどのやり方で。住宅では使用されません。

風雨が続いたら業者に相談

足場は風だけでなく、雨の影響も受けやすい構造物です。雨水で足下が滑りやすくなり、職人にとっての思わぬけがや事故を引き起こす可能性があります。そのため、業者は安全確保のためにやむを得ず工期を延期することがあるかもしれません。

そうは言っても、足場設置や解体の日が分からなくなるのは不安の元。

山下さん

電話やメールなど業者との連絡手段を事前に共有して、風雨の影響で作業ができない時に都度連絡してもらうようにすると安心につながります。

外壁塗装の足場トラブルのまとめ

外壁塗装の足場は、職人の作業の質や安全を確保するだけなく、近隣への騒音や塗装の飛び散りを防ぐ重要な役割を担っています。しかし、設置・解体に当たっては、しっかりした対策を立てておかないと下記のようなトラブルが起きることがあるので注意しましょう。

押さえるべきこと

  • 外壁塗装の足場設置には様々なトラブルが起こり得る
  • トラブルを避けるためには、足場設置前に周囲の確認必要
  • マナーの良い業者を選ぶことが重要
  • 足場無料やキャンペーン価格の誘いは要注意
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